バングルは⾯積が広く⽊⽬を⼤きく魅せる⼀つのアイテムです。
世の中を駆け抜けていく男性のイメージで彫りを⼊れて、⿊をピリッと出しました。
デザイン等、お任せのお客様は直接お会いして雰囲気を掴んで制作しますが、おいでになられない⽅にはお写真をお願いして制作致します。
⾯積がある分、重ねて叩いては、⽕で⾚めて打つ作業が多いので直ぐには出来上がりませんが、時間を掛ける分、⼼を込めて制作致します。
⽊⽬⾦は様々な⾦属を重ね合わせて⾼温で加熱し、溶着します。⾦属には酸化と⾔う現象があり、酸化を防ぐために酸素が全くない状態で付けなければなりません。溶着した後、⽊⽬を出していきます。
彫りを⼊れたり削ったりして叩いて延べて、また同じところを彫って叩く作業を何百回も繰り返して模様がようやく現れてきます。
叩いた後は必ず、⽕で⾚めますが⾃然に冷却しないと割れるため、冷めるまで待ちます。
叩きすぎても割れますし、深く彫っても綺麗に模様が出てこない為時間も労⼒もとても掛かる上に、模様を上⼿く出すには⻑い経験が必要です。
木目金バングル【黒波】の制作風景
木目金は彫ったり削ったりして模様を出します。金属を固定するために、松脂をバーナーで温めて金属を埋め込み、冷えて固まってから切削作業に入ります。
木目金をなましている所です。金属は加工すると硬くなり、そのまま加工を続けると破断してしまいます。炎で赤めると硬さが消えて、軟らかくなります。
金床の上で木目金を叩いて伸ばしています。機械だと一方向にしか伸びず、破断の原因になりやすいです。手で叩いて伸ばすと金属の原子が四方に伸びるので、よく伸びます。ただし叩きすぎると木目金は壊れてしまいますので、『バーナーで赤めてなます』という作業をします。
木目金に彫りを入れています。同じところを何度も彫って、重ね合わせた木目金の地金を次々と出していきます。
出来上がりがこちらです。
木目金バングル【黒波】 制作例
木目金バングル【黒波】 詳細
販売価格 | 55,000 円(税込) |
納期 | 1カ月 |
送料 | 500円(沖縄・離島を除く) |
※ご注⽂時にご希望のデザインをお知らせください。
※写真は⼀例です。